駆けつけ一杯

気になったら軽率に沼に飛び込むタイプ

NEWS初心者が「WORLDISTA」を聴いてみた

ここ数年のコンセプチュアルなNEWSのアルバム・ツアーに滾っているごく普通のジャニヲタです。どうもこんにちは。
先日発売された「WORLDISTA」を聴いて、各曲の感想を書きたくなったので、書きます。(直球)

なおこのブログは巷で流行っている深読みや考察が主な目的ではなく、楽曲そのものを聴いた感想を記しているだけなのでご了承くださいませ。

※言い訳
・「NEVERLAND」以降+αしか分からない
・手越さんの歌贔屓
・熱量が偏ってる
・諸々雑

それではれっつすたーと!


1. ログインシークエンス -INTER-

ゲームのプロローグみたいですね。KKMT0915が受理されたところやシンクロ率が上昇していくところの効果音とか。世界観に誘う感がすごい。
たぶんそこここに散らばってる数値も何か深い意味があるのだと思いますが、その辺は有識者の皆様に任せます。


2. WORLDISTA

ラジオで先に解禁された曲その1だ〜〜
イントロから壮大で好き。

この曲、語尾の「a」で韻を踏んでるっぽいのがすごく好きです。「a」の母音は口を開けて発音するので、広がった音になる=WORLDISTAを通して見られる世界の広がりを表しているのかと思ったり。

Aメロのフレーズ末尾は
「描くん
「WORLDISTA
「Imaginary
「WORLDISTA
で、3行目を除いて「a」で終わっています。
(3行目だけ「a」じゃないのもまた意図的な気がします。漢詩で「七言絶句」という形式があるのですが、4行のうち3行目以外で韻を踏むので、普遍的にそういう様式美があるのかなぁ、と)

サビ後半は
「イマジ」「ギミヤ」「WORLDISTA
「ネガエ
「Imagine the future(フューチャー)」
と、全部「a」で終わっています。気持ちいいっすね〜〜〜!!!!
ちなみにここで「イマジナ」が「Imaginary」だと「a」でなくなるのでそういう意味でもカタカナにしたのかも。
(NEWS担の友人と歌詞の耳コピしたけどこれは分かりませんて!)

…韻を踏む話はこのくらいにします。

ラスサビ頭のてごちゃんのフェイクがいい感じに空を飛んでて好きです。
(いつも手越さんの歌声を「天翔ける自由の翼」だと思って聴いている人間です)

あと前から思ってたんですが、NEWSの楽曲って3連符がよく出てくるイメージがあります。この曲聴いたときも「3連符キタ----!!!」と1人ニヤニヤしていました。


3. オリエンテーション -INTER-

え、ネバランもエプコティアもWORLDISTAだったんですか……??
ここでも随所に効果音入っててまじゲーム


4. DEAD END

収録曲発表時に「えっ序盤から死?終わり?」と思ったら「DEAD END」=「行き止まり」なんですね。アホがバレる。

それは置いとくにしても、C&R曲になっているとは予想していませんでした。「Ho!」って叫べる日が楽しみです。
底抜けに明るいな〜と思ってたら納得のハ長調でした。(ハ長調はどストレートに明るい曲によく使われています)


5. CASINO DRIVE

先行解禁曲その2
これも聴いた瞬間に好きなやつだと確信しました。

ラジオ音源のときにはちゃんと聴こえてなかったんだけど、サビの拍でリズム入ってるのめっちゃ好きなやつだった。
(何ていえばいいんだろう?ドラム?ビート?)
あとBメロのピアノがドラマティック感を後押ししてて好きです。

ところで2番Bメロの「君の胸の音確かめたいんだ いいだろう?」って増田さんですよね??
さっき手越さんの声は「天翔ける翼」って言ったと思うんですけど、増田さんの声は柔らかく温かく包み込むお布団か何かだと思ってるんですよ。
ただたまに羽のようにふわりと舞い上がるときがあって、それに出会うと私はいつもハッとするんですけど。
それがこの「〜いいだろう?」の部分なんですよね。

「So sweet」で甘々だった手越さんがラスサビで空飛んでるじゃないですか……好き………

曲調それ自体が好きだと「好き!!」しか言えなくて困る。こんなにも好きなのに。


6. インビジブル ダンジョン

めっちゃm-floっぽいと思ったら製作陣がもろだった。韻踏み踏み曲。

ところでこの曲のメロディラインをピアノで弾くとめちゃめちゃ黒鍵ばかり出てきます。THEオシャレ。
サビに至っては黒鍵だけで弾けちゃうので皆様もお試しあれ。


7. 第一チェックポイント -INTER-

めちゃめちゃ声いいな!!誰ですか結婚しましょう
(天下のNEWS様に何を言う)


8. SPIRIT

TVで聴いたときに手越さん無双だなと思ってた記憶があるけど、サビほとんど手越さんですね!??他担に怒られませんか???(サッカー曲だからこそですね)

サビが高音域てんこ盛りで手越さんが歌うために作られたメロディって感じがする。てごちゃんの高音と、地声とファルセットの転換が好きなので大変美味しくいただきました。


9. BLUE

e-スポーツ2種目めもサッカーだった。もしかして前半45分と後半45分かな(?)
その調子で手越さんをどんどん羽ばたかせてください。お願いします。

なぜか「異国のポスター」ってフレーズが好きです。言葉の響きが。


10. FIGHTERS. COM

早速てごちゃんが羽ばたいた。俺はしんだ。
ステージ上で吠えるてごちゃんが見える。

こういう闘志バリバリ燃やしてる曲大好きです。つおい。イントロから不穏。

アウトロのフェイクさぁ……hiE(高いミ)ってなんですか……どこから声が出てるんですか………
(しかもちょっとピッチ高めじゃないですか?音感鋭い人に訊いて確かめたい…)
女性でもキツイ人はキツイですよね。手越さん声が高い。好き。
最高音どこまで出るか教えてください。


11. 発表会 -INTER-

11曲目で発表会とは……?
まぁその辺は有識者に(略)
これライブ内でダンディな男性が発表会する映像とかあるんですかね。知らんけど。


12. Digital Love

すみません、考察ブログじゃないって言ったんですけど、この曲どうにも「WORLDISTA」(アイギア)のプロモーション動画なんかに使われる曲な気がしてならないんですよ。
宇宙旅行のサプライズ」「タイムマシーンでDriving」とか。
「真夏のスノービーチ」「水着でホーリーナイト」という矛盾したシチュエーションとか。
曲全体がオリエンテーションで言ってた「恋愛の体験」みたいで。
キーワードの「Imagine」も入ってるし。
発表会の直後ってこともあってか、この曲でアイギア紹介しそう感がすごい。

あと最後で718バワリー獲得してびっくりしました。


13. リボン

ピアノと歌だけのシンプルなバラード……いやぁ好きですね〜〜!!

手越さんが前に歌った「いのちの歌」に似てると思ったら調が一緒だった。これは変イ長調でいいのかな…長調短調っていつも分からなくなりません?(知るか)

…で、何でそんなことが気になったかというと、サビ頭の「まだなにひとつ」の「ま」の音がおしゃれだな〜と思ったからなんですよ。変イ長調にない「シ」だったので勝手に納得しました。いいところにこういうアクセントがあるの好きです。(語彙)

サビが手越さんと増田さんってところも2人の歌も大好きなんですけど、ずっとソロで回してラスサビでユニゾンになるのヲタク全員大好きなやつじゃん……ウッ……
ていうかこれほんとにFIGHTERS. COM歌ってたのと同じ人たちですか……??変幻自在がすぎるでしょ……


14. クイズ -INTER-

なんかNEVERLANDの人出てきたな?お?
このクイズの答えにもなにかカラクリがあるんですよね?有識者に(略)
最後に「クリスマス」って答えさせて次の曲行くのがもう〜〜〜ね。ていうか今までクリスマスがタイトルに入った曲なかったんだ〜っていう


15. サンタのいないクリスマス

冒頭のハモりが…あの……好きです。

ワムのラストクリスマスじゃん…と思ってたら友人も同じこと思ってた。リズムに使われてる音色とかリズムの取り方が似てるせいかな。あと多分両方とも変ニ長調(調しらべたがり芸人)

ところでツッコんでいいか分からないんだけど、INTER除いてここまでの3曲バーチャルラブ失恋失恋じゃない??普通のラブソングがないっすね………


16. Strawberry

この曲に関してうっかり変なこと言ったらフルボッコにされたりしない?大丈夫?←

増田さんパートの歌詞がすごく温かくて素敵だと思いました。冒頭の和やかな食卓が見える感じとか、チョコレートの話とか、どこかかわいらしくてほっこりするというか。増田さんって歌声がお布団なのでただでさえほっこり感を醸しているんですけど、それだけじゃない温かさがあるというか。

NEWSとファンの関係が微笑ましい。


17.「生きろ」

ゼロも観てたし、2018年下半期の音楽番組で何度も聴いたな〜。ドラマの内容の重さに合っているのと同時に、音楽番組では毎回血を吐くんじゃないかってくらいの気迫で歌っているのを目にしていた記憶があります。
この曲でアルバム本編(=ソロ曲を除く部分)締めくくるのつっよ…NEWSつっよ………

ブリッジの「あの時、君が信じてくれたように」からラスサビの「「生きろ」」に続くの大好きなんですよ。まず「あの時、君が信じてくれたように」って音程の高低差がすごい(オクターブ飛ぶし…)フレーズを毎回歌ってるシゲさんに拍手。あとシゲさんと手越さんだったら手越さんの方が音域高いと思うんですが、「信じてくれたように」で顔を歪めてシゲさんが高音張った直後に手越さんがそれよりさらに高い音をかましてみせるのNEWSの強さを感じませんか?伝わります??歌割りの妙というか、バトンパスがうまいなって感じの……エモさの話をしているのですが………


18. エンディング -INTER-

ここからWORLDISTA CUPが始まるんですね。そんで「バワリー」ってそもそも仮想通貨って扱いだったんすね。謎がいっぱいです。
ここからライブにつながる感じかな〜と思ったり思わなかったり


19. Symphony of Dissonance

=不協和音の交響曲
NEWSのソロ曲は毎回ライブでどう披露されるかを考えてしまうのですが、これは世界を支配する増田貴久が見られそうな気配ですね……。

ちなみに増田さんの歌声をお布団やら羽やら様々に形容しましたが、この曲に関しては「地鳴り」と「光線」。
(ついでに言うと、地鳴り度はThunderの方が高かったと思っています)

これは個人的な事情ですが、増田さんのバラードを聴きたい私と世界を手中に収める増田貴久を見たい私が毎度せめぎ合って非常に困ります。
増田貴久、罪な男。


20. DoLLs

ベースがブイブイ言ってるのとかキーボードの軽妙さとかもう全部好きです。
というか遺伝子レベルでこういう曲が好きなようにできてる。
昔ニコ動で見た「劇的ビ○ォーア○ターのテーマ」をピアノとバンドで演奏した動画を思い出しました。(誰にも伝わらない)

この「DoLLs」という歌を歌う手越祐也さんがあまりに2次元すぎてしんどい。
軽率に脳内MVを作る癖があるんですが、鋭い視線で鏡に手を置き「お前は誰なんだ?」と問う手越祐也が見えます。立ち並ぶ操り人形の間をすり抜ける手越祐也と現れる黒い斜線と斜線に沿って配置された歌詞が見えます。なんだか学生時代に漁ったボカロ曲のMVみたいになった。ハァ2次元。
でも3次元だからこそ「俺は人形なんかじゃない」っていうあまりに重すぎる1フレーズを自ら提示して自らの声で主張する手越祐也が見られるわけですよ。最高か。

手越祐也の歌い方もまたいいところが出まくってて最高。だし汁専門店の人気No.1とれる。
ビブラート効かせるのも大好きなんですがこの曲みたいにほぼ揺らさずまっすぐ突き抜けるように歌うのもすごく好き。
好きなところ挙げていったらキリがないんだけどどうしよう?(?)
だってAメロの「酸いも甘いも 匂い嗅ぎつけ」がすでに散弾銃顔面直撃くらいの破壊力じゃないですか??

1番言いたいのはサビの「いつか顔を上げたら」ですね。天才の所業。
裏声から地声が滑らかすぎます。それはもう最高級の絹のように。ハッキリ「地声に切り替わった!」って場所が分からない。同じメロディの「息を吹き込んでいくんだ」はもっと分からない。境目がハッキリしてる方もたくさんいる中で(それはそれで「この人の声の境目はここなんだなウヘヘ」って嬉しくなるだけなんですけど)、これはおっそろしい技術力の高さでは……とガクガク震えています。

あと後半の「世は宴〜」から始まるブリッジなんですけど、地声と裏声の間の危うさが焦燥感というかハラハラ感というかそんな感じのものを聴く人に与えてる気がする。それが「意志のまま生きていけ」で地声になって力と勢いを増しながらラスサビに突入。曲の流れを完璧に作り出す手越祐也is最高。

手越さんってもしかして地声と裏声とミックスとファルセットとを自由自在に操るとんでもなくとてつもない職人ですか??しんど………


21. Going that way

話には聞いていたけど、これはカッコつける気まんまんだな〜〜!!セクシーBeast小山慶一郎くるか〜〜???Fooo〜〜〜!!!!!

中島健人くんの「Mission」に雰囲気が似てるなと思ったのは内緒です。(内緒?)


22. 世界

アカペラ始まりにひっくり返りました。朗読みたいでドキッとする。

歌とギターを目立たせていて、音数も多くなく全体的にシンプルで。
それも「四畳半の世界」の1つなのかな〜なんて思いました。例えばこれがオーケストラだったらそれは四畳半ではない……

歌詞に「レゾンデートル」って入れて自分で歌うのシゲさんだけじゃないですか?間違いないあんたが優勝。
シゲさんの書く歌詞って、歌うための詞であるとともに言葉そのものを読む詩でもあるなぁと思うんですよ。そして心情描写と情景描写は小説のようだとも。歌詞を読むだけでその場面が絵画のように鮮やかにイメージされるというか。私はシゲさんの歌詞からビビッドで彩度高めの画が浮かぶタイプです。

あやめと氷温くらいしかまともに知らないけど、シゲさんのクセがなんとなく分かる気がします。フレーズの前にインターバルを入れるとか。曲の最後に決めフレーズがあって、それが曲中の問いかけに対するある種の解の提示になっているとか。(個人的解釈)

「貴様が世界だ」を咀嚼しようとするだけで何回日が暮れるんでしょう。素晴らしきシゲシゲしさ。
というか自分で作詞作曲してライブでの演出もしてるって福利厚生が充実しすぎてる。純度100%じゃん。羨ましい。




いや〜〜〜〜すごいね。
改めてNEWSって歌における役割分担がきっちりしてるなと思う。適材適所。

一通り書いてみたけれど本当に文章量の差がひどくてごめんなさい。あと音楽的なことをドヤ顔で語っていますが的外れなこと言ってたらこっそり笑ってください。
数年後に読み返したら無知すぎて恥ずかしくなるかもしれない。笑

楽しかったです!アデュ!